どうも平野です。
あなたは「悟空のきもち」というヘッドスパのお店を知っていますか?
10分で寝落ちする「絶頂睡眠」が売りとなっている新コンセプトのマッサージ店なんですよ。
僕は少し前に妻からその存在を教えてもらい、キャンセル待ちをしてるのですが一向に予約が取れません!泣
それもそのはず…51万人もの予約待ちですから!!
日本一予約の取れない店なんて異名も持っています。笑
驚異の数字ですよね。
そんな「悟空のきもち」の社長金田さんのインタビュー記事があったので興味本位で読んでみたんですよ。
そしたらビジネスで使えるマインドがたくさんあったので是非紹介していきたいと思い執筆している次第です!
僕も非常に勉強になりました。
ということで今回は、「悟空のきもち」から学ぶ『当たり前』を否定する成功術!と題して執筆していきます。
「悟空のきもち」から学ぶ『当たり前』を否定する成功術とは?
悟空のきもちの社長は金田淳美さんという女性の方です。
なぜ女性ということを敢えて言うかというと、女性ならではの視点で会社を運営されていらっしゃるからです。
だからと言って女性だけに実りのある話かと言えば、そうではなく男性もビジネスに取り入れられるので是非最後まで読んでみてください。
金田さんは、頭のもみほぐしというジャンルをゼロから開拓し、現在ゴールデンフィールドの社長を勤めています。
ここに至るまでは決して簡単な道のりではなかったようですが、その開拓ストーリーがまさに『当たり前』を否定することで開けた成功の道だなと読んでいて感じました。
実際に金田さんが行ってきたマインドを例にして解説します。
頭痛解消の『当たり前』を変える
金田さんは以前会計士だったようですが、その際にひどい頭痛と眠気、不眠に長年悩んでたそうです。
なんとか改善しようとマッサージをはじめ様々なことを試したようですが、一向に改善の兆しはなかったようです。
いつしか「頭痛とは一生の付き合いだ」と諦めていたんだとか。
僕もよくひどい頭痛に悩まされたりしているのでマッサージに行きますが、金田さんと全く同意見なんですよね・・・。
なので、頭痛になったらマッサージで一時的にごまかしてといった繰り返しになってしまうわけです。
本当に諦めの境地です。笑
ですが、金田さんは諦めて終わりではなく、「頭をマッサージすれば良いのでは?」と閃いたんだそうです。
確かに、頭痛といえば肩凝りで血行が悪くなるイメージなので、マッサージに行けば
「肩凝りがひどくて~」
「腰が重くて~」
のような要望を言って基本的に身体へのマッサージがメインになりがちです。
もちろん頭もマッサージしてもらいますが、頭がメインになることはなかなかありません。
また、金田さんの記事にも記載がありますが、美容院などではサービスの一環で頭のマッサージがあるだけで頭のマッサージに特化したお店というのはありません。
つまり、頭のマッサージが無いのが“当たり前”だったわけです。
それに対して疑問を投げかける人あまりいませんでしたし、行動に移す人なんて尚更いませんでした。
当たり前を否定しない限りこの発想には到達できないんですよね。
自分の悩みに対して「なぜ・どうして・どうしたら」を問いかけたからこそ閃いたのではないでしょうか?
見せ方の『当たり前』を変える
金田さんも最初から事業が軌道に乗っていたわけではありません。
試行錯誤の結果今に至るわけですが、そのカギとなるのもやはり『当たり前』の否定だと思いました。
マッサージ業界と言えば当然ですが、「ほぐす」、「コリをとる」といった疲れが取れるような『癒やし』を前面に出したサービスの見せ方になりますよね。
そんなありきたりな見せ方で「頭だけをもみほぐす」というのはなかなか認知されずらいものです。
そこで金田さんがとった戦略は「癒やし」から「アミューズメント」への転換。
マッサージ業界に必須の癒しイメージではなく、アミューズメント性で勝負したわけです。
それが、今注目を集めている「絶頂睡眠」というフレコミなのです。
これまでに誰も体験したことのない睡眠を提供することにしたわけですね。
新しいアトラクションができたら乗りたくなるような感覚と同じではないでしょうか。
金田さんは、これまでの「癒し」という“当たり前”の見せ方しかなかったマッサージ業界に大変革を巻き起こしたんですね。
これも「当たり前ではダメだ」と否定してきたからこそ思いつくことだと思います。
僕が思うにネット業界もこれに当てはまると思っています。
これからは「稼げる」や「副業」などありふれた言葉で宣伝しても人は集まりずらくなると危惧しています。
これを否定し、新しい見せ方をすることで人が集まるものが創造できるんだと思います。
僕なりの自己否定ですが・・・笑
社長のような発想に辿り着けると良いなと思ってます!
働き方の『当たり前』を変える
僕が一番衝撃的だったのは「悟空のきもち」の社内事情です。
まず、驚くべきは働くスタッフが“女性限定”ということです。
これは、過去に金田さんが経験し苦労した、男性社会の縦型組織を否定し、女性だけの完全フラットな運営を志したことからこういった組織になっています。
全て女性という企業はなかなか聞かないですよね。
今、「縦型組織」という表現をしましたが、金田さんはこの部分も斬新に取っ払っています。
なんと、自分以外は全てフラット!
つまり社長以下は格差がなく皆同じという組織体制。
100人ものスタッフを抱えている企業とは思えない体制ですよね。
サラリーマンの僕からしたら考えられない組織図です。笑
しかし、これでも事業がうまく回っているのですから普通の企業が当然のように成している体制は必ずしも正しいというわけではないことを証明していますね。
(もちろん、業界や事業によって適正か否かはありますが)
他にも驚きの社風があります。
なんと、朝礼や会議がないそうです!
理由は強制的なコミュニケーションは不要だと感じていたから。
僕もそう思いますがなかなか会社でそんなことできませんね。笑
そして僕が目玉が飛び出るほど驚いたのが人事制度です!
面接なしでSPI試験のみで従業員を雇用し、退職はスマホのみでできるといいます。
スマホ画面で一押しで退職できるなんて斬新の極みです。笑
正直、サラリーマン畑の僕は頭がパンクしそうです。笑
ちなみに、この人事制度にしてからは逆に退職者が激減したそうですよ。
本当、何事もやってみないとわからないものです。
このように社会に蔓延る「当たり前」の数々を否定していくことで「悟空のきもち」のような企業が生まれ、大きな成功を掴むのでしょう。
なんとなく「これが普通だから」「みんなそうだから」と過ごしていては何も生み出せないということです。
もちろん、大前提に努力は必要ですが、この『当たり前』を否定理論は非常に価値ある方法ではないかなと感じました。
最後に
「悟空のきもち」の成功秘話はいかがでしたでしょうか?
非常に面白い話ですよね。
僕はこういう話はとてもワクワクします!
会社の人からはまず聞けない内容じゃないですか。
そもそもマインドが全く異なりますからね。
今回の全ての話に共通している『当たり前』を否定する方法は、今あなたが身を置く分野でも十分使える話だと思います。
というかバンバン使うことでライバル企業から抜きんでることも可能だと思います。
(大企業ほどなかなかそんなことはできないかもしれませんが・・・涙)
日々の仕事で直面する「当たり前」は本当に改善の余地はないのか?
もっと抜本的な改革をしてみても良いのではないか?
固定概念に囚われて何も生み出さないことの方がリスクではないか?
このように、一度否定しまくる機会を設けてみると新たなアイディアが閃くかもしれませんね。
会社の仕事だけじゃなくても、何でも試してみると良いです。
SNSにチャレンジしているのであれば、周りがやっている運用方法を否定してみる。
ブログをやっているのであれば、そもそもSEOで周りと戦わなくて良い方法はないのか、と否定してみる。
こんな感じで今やっていることに疑問を持ち、斬新すぎても良いので思ったアイディアを書き出すことが、成功への道を開くきっかけになるかもしれません。
この記事がそのきっかけになってくれたら幸いです。
ということで、今回は「悟空のきもち」の成功例を基に
あなたが今すぐにでも使える成功術を解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

平野(ひらやん)

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