どうも平野です。
あなたはOWNDAYS(以下オウンデーズと言います)というメガネ屋さんを知っているでしょうか?
僕もつい最近まで全く知りませんでしたが、とある番組で取り上げられていたのをたまたま観たわけなんですが、同社の社長である田中修治氏の「発想」そして、その発想を実現する「行動力」に感銘を受けました。
「この人、凄いな」と心から思いましたね。
ちなみにこちらが田中社長↓
今回は、そんな田中社長から学べるモチベーションを高め、更には売上げを爆発的に上げている方法から色々学べたことを書いていこうと思います。
もくじ
オウンデーズってどんな会社?
まずは、どんな会社なのか知らない人もいると思いますので、紹介しますね。
株式会社オンデーズは、1989年3月に設立されたメガネ・サングラスの製造販売会社です。
23ものブランドがあり、性別や年齢層に合わせた個性豊かなメガネが揃っているのが特徴。
各ブランドには特徴的なコンセプトがあり、ファッションや用途に合わせて選べるのが人気の秘密です。
しかも、価格帯が手頃なので多くの人が利用しやすいというのもポイントです。
オウンデーズはメガネ業界で今一番ノリにノッているの企業と言えます。
社長も自らそう豪語しています!笑
日本にも多くの店舗を展開しているのですが、驚くべきは海外での出店数。
既に11カ国も出店しているんです。
以下、海外の店舗
・シンガポール・台湾
・香港
・オーストラリア
・タイ
・フィリピン
・マレーシア
・ベトナム
・インド
・インドネシア
・カンボジア
日本も含め全220店舗以上を展開しています。
オウンデーズは2016年には年商150億を誇る大手メガネチェーン店になり、今ではオフィスも高層ビルの最上階でに構えて煌びやかなお洒落な空間で従業員は働けるという勝ち組の会社に成長しています。
この会社をここまで成功に導いたのは、田中社長なんです。
負債14億円の会社の社長に就任!
実はオウンデーズは「負債14億円」を抱え破綻寸前の危機に瀕していた会社だったのです。
それもほんの十数年前の話ですよ。
それを現社長の田中氏は引き受けると申し出たのです。
当時、オンデーズは年間の売上が20億円であるのに対して、銀行からの短期借り入れが14億円。
約定返済額は月に8,000万円から1億2,000万円にものぼるわけですが、毎月営業赤字が2千万円でるという異常な資金繰りだったわけです。
この申し出がいかに凄い決断かわかりますよね。
なぜこの会社の社長になったのかという問いに
田中社長は「自分には失うものがなにもなかったから」と答えています。
泥船に目を付け、自ら泥船に乗り込む。
そして沈みかけていた船を豪華客船にしてしまったわけです。
ここで、社長に就任するエピソードなど紹介したいなとは思ったのですが、あまりにも長くなりそうなのと、今回の題材から少しズレるので、知りたい方は以下のサイトに詳しく書かれているので読んでみてください。
オウンデーズの会社立て直しを可能にした要因の中に、従業員のモチベーションを高める工夫が至る所でなされていまして、僕はここにフォーカスしたいなと思います。
やはり、会社という大きな組織を成功に導くためには従業員のマンパワーが合わさらなければ大きな成果を出すことはできませんからね。
田中社長がそれをどうやって行ったのか・・・
とても面白い仕掛けをしていたんです。
社員のモチベーションを爆上げしたシステムとは!?
昔の体質を残した企業が多い日本ですが、オウンデーズはそんな概念をぶち壊したシステムを導入し、社員のモチベーションを高めることに成功しています。
その驚くべきシステムは2つあります。
それぞれ紹介していきますね!
マイルシステムの導入でモチベーションアップ!
非常に面白いなと感心したシステムが『マイルシステム』。
”マイル”と聞くと、旅行などに使える航空会社のマイルを思い浮かべますよね!
イメージするのはそのマイルと感覚は同じでOKです!笑
なんと、社内で有効となる「独自のマイル」が貯まるんです!!
どういうことかというと例えば・・・
《 無遅刻無欠席を達成したら ●●●マイル もらえる 》
(うろ覚えですが300マイルとかだったかな・・・?)
とか
《 新しい企画を発案したら 数千マイル~数万マイル もらえる 》
といった具合に仕事への貢献度に応じてマイルがどんどん貯まる仕組みになっているんです。
つまり、頑張った分だけマイルが貯まるので、社員一人一人が自ら頑張れる環境を作ったわけです。
貯まったマイルは一体何に使えるのかというと、ディズニーチケットに交換できたり、海外旅行のチケットに交換できたり、人気の一眼レフカメラに交換できたりと、交換できる商品は様々。
クレジットカードの永久不滅ポイントみたいな感じですね。
このシステム、何がすごいって会社独自でインターフェースを開発し、社員はそれぞれパソコンやスマートフォンからアクセスして、マイルの確認や商品との交換が行えるようになっています。
しかも・・・このマイルは他人にプレゼントすることができる仕組みも兼ね備えています。
詳しくはわかりませんが、おそらく仕事を手伝ってもらったりしたら「ありがとう」という気持ちと共にマイルをプレゼントするといった使い方なのかなと思います。
社員間のコミュニケーションツールにもなりますし、団結して仕事を取り組みやすくしてるわけですね。
そうそう、団結と言えばこのマイルシステム他にも面白い取り組みがあるんです。
”マイルバトル”というのがあるんです。
マイルバトルは、各店舗でマイルを掛けたバトルを繰り広げるというもの。
決められた時間までにどっちの店舗が売上げることができるか勝負するんです。
勝った店舗は、3万マイルくらいもらえるそうですよ。
各店舗、身を引き締めて仕事に取り組めますね。
このようにマイルシステムを導入することで、効率的な仕事の取り組み方になりますし、マンパワーがしっかりと発揮されますね。
そして、何よりも楽しんで仕事ができます。
ゲーム感覚なのが非常に良い。
現代の技術を駆使したモチベーション改革ですよ。
管理職総選挙でモチベーションアップ!
これ、本当面白いです。
なんと、管理職を社内の選挙によって決定するという仕組み!
つまり、「なんでこんな無能な奴が部長なんだよ・・・」なんてことにならず、社員みんなで決めた人が管理職として上に立つという画期的なシステムなんです。
しかもこの総選挙への取り組み姿勢は前代未聞で、なんと全店舗休業して1200万円を費やしたビッグイベントとしてド派手にやるんですよ。笑
AKB総選挙を彷彿とさせるレベルです。
イベントの雰囲気は田中社長のブログに写真が掲載されていますので確認してください。
社内イベントって結構参加したくないものが多いですが、自分たちの上に立つ人間を決定するイベントであるならば、是が非でも参加したいと思いませんか?笑
社員のモチベーションを高める取り組みとしてはピカイチなイベントですよね。
また、この選挙での投票方法も独自のインターフェースを導入し、スマホなどから簡単に投票できるようになっています。
「どこまでお金かけるんだーーー楽しそうで羨ましいぞーーー」って感じです。笑
ちなみに、このイベントはやる気のある管理職を生み出すためのイベントでもあるんです。
多くの社員に認められ上に立ちたいと思えば、相当なガッツで日頃より仕事に取り組む必要がありますし、やる気がなければ選挙に出馬しようとさえ思いませんよね。
田中社長はそういう人間が自然と現れるような仕掛けをこのイベントで実現させているわけです。
まさに、策士です!
社長 田中修治から学ぶモチベーションを高める方法
前述したようなシステムを構築して田中社長は14億の負債を抱えていた会社を年商150億以上という勝ち組企業へと導いたわけです。
僕は、田中社長のこうした戦略は非常に色んなことに有効だと思うんですよね。
色んなビジネスに使えます。
ただ、ここで勘違いして欲しくないのは
「じゃあマイルシステムをうちも導入しよう」とか「うちも総選挙をやろう」という短絡的な考え方をしないで欲しいということです。
田中社長が自ら自分の頭で考え、実行して積み上げてきたという背景があるからこそ成功するわけであって、何も土台や背景を持たない状態でパクったところで他人を動かすことはできません。
どこかで綻びがでてきます。
そうではなくて、田中社長にように自分の頭で「創造」して「行動」することが大切だということです。
自分のビジネスにどう活かすか?ということですね。
(後ほど、物販で応用する例を書きます)
では、どんなことを意識してモチベーションアップの仕掛けを作ったら良いのか?
人のモチベーションをアップさせるアイディア練る上で、意識して取り入れた方が良い重要な要素は以下のものだと考えます。
・当たり前の行動も評価し、付加価値を与える(マイルシステム)
・仕事と遊びをリンクさせ単純明快に取り組める(インターフェースの導入)
・参加する意味を持たせ、潜在的に巻き込む(管理職の総選挙イベント)
・”楽しく”競わせる(マイルバトル)
詰まるところ、
「シンプルで」「楽しく」取り組めて「自分にメリットがある環境」と「適正に評価される環境」
という要素が入っていれば良いです。
この要素を抑えてれば人のモチベーションは高まり(感情を揺さぶり)自発的な行動を促すことができます。
また、その結果多くのマンパワーが集まるので成果も大きく変わってくるわけです。
売上げが増大したり、社員が成長したりと会社にとってもメリットが大きいはずです。
これは社員のモチベーション上げる以外にも物販とかにも応用できますよね。
「モチベーション=気持ちの高ぶり」と考えると、人間の購買意欲を高めるということにも応用できますよ。
例えば、ダイエット器具を売る場合。
「シンプルで」
⇒ 30秒で誰でも簡単に組み立てられる
「楽しく」
⇒ テレビを観ながら、音楽を聴きながら、持ち運びも楽
「自分にメリットがある環境」
⇒ 1カ月後には-8キロ
「適正に評価される環境」
⇒ え?痩せた!?と言う声が相次ぐ(体験談など)
このように要素を入れるだけで、感情を揺さぶるセールスコピーがある程度できあがるってわけです。
田中社長のモチベーションを高める取り組みを分解するとこんな感じで様々なことに取り入れることができます。
つまり、人を動かすにはこの要素が含まれていないとなかなか難しいと言えます。
なので、よく会社でサラリーマンが経験する上司からの理不尽な指示なんかで、人は自発的に動かないということです。
ただ言われるがまま、嫌々仕事をこなしているので、生産性がありません。
また、自分で考えることもしなくなるので効率は悪くなるばかり・・・
上に立つ人ほど、
「シンプルで」「楽しく」取り組めて「自分にメリットがある環境」と「適正に評価される環境」
を意識したほうが良いですね。
今回は田中社長のおかげでこのような学びを得ることができました。
また、行動力や考え方などとても勉強になる点が多いなとテレビを観ていて感じました。
田中社長は本も出しているので、今度買って読んでみようかなと目論んでいます。笑
読んでみて良かったらオススメしますね!
では、最後に僕が番組内で心に残った田中社長の言葉を紹介して終わろうと思います。
「知識やスキルがあってもやる気がないやつはダメだ」
「知識やスキルが無くてもやる気があるやつがいい。」
「だって知識やスキルを教えてあげればいいだけでしょ?」
「やる気が無いやつを変えるのはかなり難しいことだからね。」
やる気があるって本当にビジネスにおいて大切な部分だと思います。
生きるレジェンドホスト、ローランドさんもやる気がある人間をグイグイ引き上げていくスタイルですからね。
何かで成功したい人は絶対に「やる気」だけは無くさないようにしてください。
最後に話は脱線しましたが、以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます!

平野(ひらやん)

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