新入社員から学ぶ人生を成功に導くたった1つの行動!

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どうも、平野です。

つい先日、新入社員と関わってとても面白い体験をしました。

まず始めに「最近の若い子」という言葉はあまり使いたくありませんが、今回は使わせてください。

「最近の若い子」にはかなりの確率で共通するある行動に僕は気づいてしまったのです。

そして、そのある行動というのは、人生を成功に導くためには大きな妨げになってしまうことになります。

もしかしたら、あなたも無意識にやってしまっているかもしれません。
この行動を改善するだけで、人生を長期的に見た場合、到達する景色が大きく変わってきます。

では、その行動とは一体何なのかをみていきましょう。

ゲームでわかった新入社員の特徴

前以て言っておきますが、新入社員の皆が全てあてはまるというわけではありません。
そういう傾向がみられるという話です。笑

さて、つい先日、僕は新入社員ととあるゲームをしました。

それは【 漢字の「口」に2本線を付け足して漢字を作ってください 】というものです。

例えば、

田、由、甲、旧、占、古、旦・・・など

これを、いくつかグループにわかれて話し合いながら漢字を作っていき、一番多く作れたチームが勝ちです。

みんな頭を捻って、試行錯誤した漢字をチームで出し合い、実に多くの漢字を出してくれました。

確か、一番多かったチームが13個くらいでしたかね?(あんまり覚えてない。笑)

そして、一番多かったチームにはみんなで大きな拍手をしていました。

すると、ある新入社員がこんなことを言いました。

『これって、結局全部で何個あるんですか?』と。

なぜ、そんなことを知りたいのか聞くと

『答えが知りたい』とのこと。

実はこのゲーム、新入社員以外にも色んなグループでやったことがあるんですが、
『全部で何個あるのか答えが知りたい』と言うのは新入社員ばかりなんです。

この特徴はとても面白いですよね。

日本の教育が関係しているのかわかりませんが、最近の若い子はとにかく「答え」や「正解」を知りたがるのです。

まるで、正解さえ知っていれば安心するかのように・・・

答えを知りたがるのはNG

この新入社員の特徴には、とても興味深いなと思いました。

余談ですが、新入社員は答えを求めるだけでなく、結構頭が固い面も持ち合わせています。
明確なたった1つの答えに拘ることで柔軟さを失ってしまっているのだと思います。

今回のゲームのルールでは「2本の線を付け足してください」と言っているだけで”直線”とは言っていません。

ですので、新入社員以外のグループで行った時は、『こんなのはどうですか~?』なんて感じに色んな意見が飛び交いました。

例えば

戸、石、右、尺、兄、など

曲線を使うものが出てきたりしました。

特に厳しいルールを設けたわけではないので、13個と言わずにもっともっと沢山出てくるわけです。

新入社員が気にしていた答えなんてのは無いわけです。

さて、なぜ答えを知りたがるのはNGなのか?ということについて説明していきましょう。

ビジネスやらなんやらで成功している人は必ず、答えではなく、その答えに辿り着く手段や手法をきちんと学びます。

例をあげてみましょう。

アフリカで遭難した2人の男

アフリカの危険地帯に遭難してしまったAくんとBくん。(ありえない状況ですが。笑)

そこにたまたま通りかかった原住民のヌバダさんが、2人を哀れに思い自分の所持品をくれると言ってくれました。

槍が1本、野生の肉が1塊。

Aくんは槍をもらい、Bくんは野生の肉をもらいました。

ヌバダさんは毎日1回ここを通るので、何か望みがあれば言ってくれと優しい声をかけてくれます。

Bくんはすかさず、明日も肉を持ってきて欲しいと懇願します。
ヌバダさんは、笑顔で了承します。

一方、Aくんは少し考えてから、狩猟のやり方などを教えて欲しいと頼みました。
ヌバダさんは、先程と同様に笑顔で了承します。

その後、毎日来てくれるヌバダさんからBくんは、肉をもらい、お腹いっぱい食べて、空腹を凌ぎました。

Aくんは、日々狩猟の技術を磨き、どんな動物が生息していて、どんな場所に必要なものがあるのかなどヌバダさんと共に探索しました。

最初、Aくんは全く狩のコツがつかめず食料にありつけない日々が続きましたが、槍を片手に努力し、成長していきました。

そんなある日、ヌバダさんがパタッと来なくなったのです。

Aくんが探したところ、ヌバダさんは野生のライオンに襲われて亡くなっていたことがわかりました。

だいぶ遠くに来てしまったので、Aくんは迷子になり残念ながらBくんと離れ離れになってしまいした。

ここで2人の人生は大きく分かれていきます。

Aくんは、ヌバダさんからもらった槍と狩猟の知識や経験で今までと何ら変わらず生活ができました。

一方で、Bくんはと言うと・・・

今まで肉を貰うだけの生活をしていたので、道具も知識もなく途方に暮れる日々。
その後、Bくんがどうなったのかはご想像におまかせします・・・

「答え」は成功を生み出さない

アフリカの話はどうでしたか?笑

Bくんのもらっていた肉は「答え(目的・目標)」になるわけですが、誰かから与えられているだけでは全く自分のためにならないということがわかったかと思います。

新入社員にやってもらったゲームは、特に生命にかかわることでも何でもありませんが
答えを求める思考に直結するのはあまり良くないことなのです。

なぜなら、仕事の面に置き換えれば、自分で考えることなく、最初から「答えを教えてくれ」というスタンスになるからです。

仕事でミスはしたくないのは当然ですが、失敗から学ぶことも沢山ありますし、自分で考えることで新しいアイディアに辿り着くこともあります。

誰かの答えを「くれ!くれ!」とやっていたら成長もなにもありません。

ビジネスで成功を掴むにはAくんのように手段や手法、知識、ノウハウを身につけていくことが大切です。

ヌバダさんが突然なくなったように、もし突然会社が倒産したらどうしますか?

Bくんは生きていくのが困難ですが、Aくんのような行動をしていれば、自分でなんとかできてしまうのです。

自分の力で獲物を狩れる(お金を稼げる)、そんな人間を目指しましょう。

まとめ

新入社員から学ぶ人生を成功に導くたった1つの行動は

「答え」を求めないこと!

最初は楽をせず、1から自分にスキルを身に着けていくことが非常に重要だということです。

答えを知ることが、悪いわけではありません。

ただ、答えを知ったからといってそれが身についたわけでも何でもないことを理解しておきましょう。

これを意識することで、ビジネスのみならず私生活でも必ず役に立つことでしょう。

以上で、今回の記事は終わりになります。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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平野(ひらやん)

平野(ひらやん)

サラリーマンをしながら、ブログで副収入を得ています。 音楽の演奏や絵を書くのが好き。 パニック障害を克服すべく奮闘中! 焼肉が好きで、週に何回か行きます! 詳しいプロフィールはこちら↓
はじめまして! セミ本格派でバンドマンやっている平野(Hirano)と申します。 バンドではドラム担当。 洋楽器だけでなく和楽...