トレンドブログで人生破滅!?あなたの書いた記事危険かも!!

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どうも、平野です。

タイトルがかなり過激なのでビックリしたかもしれません。
しかし、トレンドブログを運営している限り可能性がゼロではないので警鐘を鳴らすべく、この記事を書くことにしました。

おそらく、アフィリエイターとして活動をしている人であれば、必ずトレンドブログをかじったことがあるでしょう。
もしかすると、今でも運営している人も大勢いると思います。

あなたは、運営していますか?

アフィリエイトをする上でゼロから始めるとすると必ず商材を買ったり、誰かにコンサルを受けて知識や経験をつけることになります。
大抵の人は一番初めやすく、成果をだしやすい「トレンドブログ」から実践します。

「トレンドブログのやり方」

「アドセンスの取得方法」

「どんなネタを書けばよいか」

「ライティングスキル」

などなど、覚えることは沢山あります。

しかし、最も重要なリスクというのを教えている人はほぼゼロです。

「こんなネタには気をつけましょう」とか「こういうワードはポリシー違反になるのでNGです」

なんてことは注意喚起していますが、それが完璧に頭に入っている人はなかなかいないでしょう。

すると、その先にどんなことが起こるのかをイメージできないで実践する人が大勢いるということです。

実際に、怖ろしい目にあって震えていたなんて人を僕は知っています。

というか僕自身も結構冷や汗が出る経験をしたことがあります。

今回はあなたにそんな経験をして欲しくないので書いていきます。

芸能ネタの落とし穴

トレンドブログを運営すると必ず「芸能ネタは狙い目」ということを学ぶと思います。
僕自身も芸能ネタは需要があり、アクセスもたくさん来るので狙うべきネタだと考えています。

しかし、何も考えずにニュースになったことなど書いていくと危険なのです。

特にスキャンダルのようなネガティブなネタです。

ネガティブと言っても「不倫」や「破局」とかならあまり問題にはなりませんが、一番危ないのは「炎上」です。
どんなことで炎上したかにもよりますが、「犯罪行為」等は結構危険です。
※「不倫」や「破局」なども当事者が不快に思った場合は同様に危険です

なぜ、危険なのか?

例えば、「俳優〇〇がマネージャーに暴力をふるい入院させた!」なんてことがニュースになったとしましょう。

すると、殆どのアフィリエイターはここぞとばかりに書きますよね。
そして、上位表示させるために少しでも多くの情報を掻き集めます。

中には、ツイッターの意見や5chの意見をまとめたりする人もいます。

すると、その芸能人を批判するようなネガティブな記事の出来上がりです。
ネガティブなネタというのは需要がとてもあります。

”人の不幸は蜜の味”なんて表現があるくらいですから、みんなそういうネタは大好きなのです。
当然アクセスも集まります。

記事を書いているアフィリエイターも

「悪いことしたんだから、こんな記事を書かれても当然だよね!」

と思いながら書くことでしょう。

こうして出来上がった記事は、本当に危険なのです。

どんなリスクがあるのかというと以下の3つになります。

1.名誉毀損で訴えられる

2.その他権利侵害で訴えられる、情報公開される

3.詐欺に遭う

これらを順番にみていきましょう。

1.名誉毀損で訴えられる

書いた記事内容により、相手に不利益をもたらしたり、名誉を著しく失墜させてしまうことがあります。

よくあるのが、事件があった後に裁判などが行われて、不起訴になったり、無罪という判決が出ている場合があります。
そうなると、あなたの記事はいつまでも事実無根の情報を垂れ流していることになるわけです。

不起訴や無罪という情報は意外と大きく報道されたりしないので、気づかないことってあるんですよ。
または、示談になってたなんてケースもあります。

実際、僕もこのケースに当てはまったことがあり、事務所の弁護士から連絡が来たことがあります。
メールを開くと、「記事を直ちに消さないと訴えるよ」と言った内容が難しい文章で書かれており、冷や汗がでます。

そういう場合は、すぐに謝罪し記事を削除しましょう。

真実かどうかは関係ない

ここで疑問に思うかもしれません。

「不起訴や無罪じゃなかったらいいのかな?」と。

結構難しいところなのですが、名誉毀損などに関しては「事実かどうかは関係ない」のです。

書いてあることが、事実であっても第三者が不特定多数の人が目にできるところに事実を書いていると「名誉毀損」にあたります。

なので、名誉毀損された側が訴えてくる可能性は当然あります。

ただ、あなたの書いた記事に正当性があればそれを主張することで名誉毀損にあたらにケースもあります。
まあ、大抵アフィリエイトで記事を書いていれば、強く主張できるような違法性阻却事由と認めてもらえる可能性は低そうですね。

違法性阻却事由としては「公益性」というものがあります。
私怨によるものではなく ”不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与している”かどうかということです。

文脈からだけでなく、その情報の信憑性や行間から読み取れる執筆者の思いなど、全ての面から判断されるようです。

これが認められない限り「名誉毀損」を阻却するのは難しいでしょう。

なので「事実を書いて何が悪いんだ!」と思っても、訴えられてしまえばそれまでなのです。

2.その他権利侵害で訴えられる、情報公開される

先ほどは、「名誉毀損」という話をしましたが、他にも訴えれる可能性はあります。

例えば、「プライバシーの侵害」や「肖像権の侵害」などです。
記事を書く場合、画像を挿入している場合が多いでしょう。

特に、決定的瞬間を捉えた写真であったりすると、その画像見たさでアクセスが集まるので貼りたくなる気持ちはわかります。
しかし、これが侵害にあたる可能性を秘めています。

ポジティブな内容の記事であれば、画像が使われてても利用された人も気にしないことが多いわけですが、ネガティブな記事で画像が使われた場合は、利用された人は黙っていない場合が多いです。

例えば、あなたの写真が使われていた場合を考えてみましょう。

『このカフェの店員さん、超イケメンで対応が神過ぎる!是非このお店に行ってみてください!』

これに、あなたの画像が使われていれば、「まぁ~いいかな」で済むこともあるでしょう。

一方・・・

『このカフェ店員超ブサイクじゃないですか!?しかも、接客態度悪いし不快でした。みなさん気をつけてください!』

こんな風に書かれていたらどうでしょう?笑

「肖像権の侵害だ!!」と速攻で訴えたくなりますよね。

ですので、名誉毀損とセットで肖像権の侵害やプライバシーの侵害を訴えてくるなんてこもあるわけです。
こうならないためにも、ネガティブなネタでの画像使用は気をつけてください。

さて、もう一つ情報公開されてしまうというリスクがあります。

あなたは「発信者情報開示請求」という言葉を知っていますか?

僕もつい最近まで知らなかったのですが、体験談を聞いたので書きたいと思います。

ある日、自分が契約しているサーバーからメールが着ていたそうです。
開いてみると、「名誉毀損」や「プライバシーの侵害」により本人から申し立てがあったとのこと。

メールには添付書類があり、開いてみると『発信者情報開示請求書』という書類。
そこには、記事のどの部分がどのように侵害していて、それによってどんな不利益を被っているかが事細かに記載されています。

そして、記事の削除を求めると共に発信者の情報開示を求めるという記載。

これが「発信者情報開示請求」です。

侵害された人は、サイトの運営者の情報がわからないため、訴えることができません。
なので、「プロバイダ責任制限法」というものに基づく発信者情報開示請求を通してしか、発信者を特定する手段がないのです。

サーバーやプロバイダからくるメールには大抵期限がついています。

【7日以内に返事がない場合、同意したものとして情報開示をいたします。】

そして

【もし同意しない場合は正当な理由を記載し、異議申し立てを行ってください。】

とも記載されています。

異議申し立てをした場合は、サーバーやプロバイダの社内会議にかけられて、その理由が正当かどうかを話し合います。
ここで、あなたの意見が認められなかった場合は、相手に名前や住所、連絡先が伝えられることになります。

間違いなく、内容証明が届くことになるでしょうね。汗

万が一、あなたの意見が認められれば、プロバイダと申し立てた人同士の戦いになります。

しかしながら、情報が公開されるのはかなり怖ろしいですよね。
弁護士を通してやり取りできるのならまだしも、住所や名前まで相手にバレてしまうわけですから・・・

こうなる前に、一度あなたの書いた記事を見直してみるのも良いかもしれませんね。

3.詐欺に遭う

これは最近非常に被害者が多いように思います。

アフィリエイターを狙った詐欺になります。

まず、被害者から依頼された代理人を名乗る弁護士からメールがくるケースが多いです。

「あなたのこの記事(URL)が〇〇さんの名誉毀損にあたります。
記事を削除しても証拠を取ってるから意味ないですよ。

然るべき措置を取るので、住所や連絡先を教えてくださいね。」

上記のような内容をかなり堅苦しい表現でいかにもな文面で送ってきます。

そして、こちらが弱腰で「記事は削除するから許して~」と返信をすると次のステージにいきます。

「すぐに対応していただけるなら示談という形でおさめることができまっせ!
相場は50万くらいですが、すぐにご対応頂けるとのことで30万円でいかがでしょうかね?」

こんな感じで返信きます。

おそらくアフィリエイトを始めたばかりだと焦って示談金を振り込んでしまうかもしれませんが、詐欺なのです。
とはいえ、本当の可能性もなくはないので、必ず確認するべきポイントをお教えしましょう。

メールアドレスと署名

まず確認して欲しいのは、メールアドレスと署名。

こうした詐欺師たちは、もっともらしいメールアドレスを作ってきますが、アカウントがフリーメールなのです。
@の後がヤフーやホットメール、Gメールなのです。

最近では、会社でもフリーメールを使うところがあるようですが、まともな会社はまず有り得ませんね。

なので、まずはメールアドレスを確認してください。

次に署名です。
ちゃんとした弁護士事務所や会社であれば、会社名、名前、所在地、連絡先くらいは最低でも書いてあります。

「代理人〇〇」としか記載してない場合があり、これはまず怪しいですね。笑

もし、会社名や所在地が書かれていても、慌てず調べてみてください!
僕も以前、メールをもらったので、調べてみたら過去に存在していた会社だったようで、Googleマップで調べたら別なお店になっていましたよ。笑

詳しく書いておけば、”本物だ”と焦って調べない人が多いのでしょうね。
まずは、落ち着いてしっかり調べましょう。

会社が存在していてもメールアドレスが公式のものなのかも照らし合わせるなどしたほうが良いですね。

会社概要を聞く

署名がちゃんと記載されていない場合は、会社名や所在地、事業内容をしっかり聞きましょう。
大抵は、返信がこなくなるか、質問に答えないケースが多いです。

警察をちらつかせてくる

訴えるというメールの場合もあれば、警察を出してくるケースがあります。

「すでに被害届は提出してあります」

とか記載されているんです。

そして、どこの警察なのかも書いてあり、所在地、連絡先を丁寧に記載してくれています。
こうした案件で被害届を出しただけでは、あまり警察も動いてくれないでしょう。

本気でどうにかしたい場合であれば「告訴状」を提出しているはずです。
効力が強いですからね。

被害届を取り下げて欲しければ、示談金を払ってくださいと言われます。

目的は、焦らせ判断を鈍らせた後に、示談に持ち込んでお金を振り込ませること。
しきりに示談にしたがるんですよ。笑

このように、巧妙な手口を使ってアフィリエイターを騙そうとしてくる詐欺が増えてきているので気をつけてください。
僕が対応した詐欺は、結構墓穴を掘っていましたが・・・。

あっ!あととても巧妙な手口を最後に教えておきます。

詐欺メールには以下のような内容が書かれていることがあります。

「すでに大手ニュースサイト様は記事の削除をしていただけているにも関わらず、貴サイトは〇ヶ月に渡って掲載したままとなっております。」

不起訴や無罪についてあまり報道されていない事件だったりすると、「え?そうなの?ずっと掲載しちゃってたよ・・・」なんて焦ります。
しかし、これは”煽り”です。

大手ニュースサイトは、事件の動き云々に限らず、しばらくすると記事は削除されるようになっています。
普通の記事でもしばらくするとアクセスできなくなっているので確認してみると良いかもしれません。
(システムが変わったりする可能性もあるかもしれませんが、僕が確認した時はそうでした)

こんな確認しずらいような巧妙な罠を仕掛けてきますので、焦らず対応して一つずつチェックしましょう!

まとめ

「こんなの知らなかった!」

そう思ったことでしょう。
僕も自分が体験したのと、身近な人が体験したからこそこうやってあなたに伝えられているのです。

誰かから教わったわけではありません。
これを解説してくれている商材をみたこともありません。

ですので、あなたが実際にこんな怖い思いをする前に食い止めたい、そう思いました。

意識して欲しいのは、以下の2点。

・例え事実だとしても、人のネガティブな記事は書かない

・申し立てのメールが詐欺かどうかしっかり見極める

これさえ、意識しておけば安全にトレンドブログを運営できると思います。
要は、人の役に立つようなネタを書いていれば問題ないということです。

今回の例では、芸能人を挙げましたが、それ以外の人も同様に危険ですから気をつけてください。
特に、SNSで有名な人、Youtubeで有名な人、何かしらでちょっと知名度がある人などは、批判しやすいために記事にしてしまいがちですが、特に注意が必要です。

ネガティブな記事ではなく、ポジティブでハッピーな記事なら問題ないのでバンバン書いても良いですよ。

ということで、かなりのボリュームになってしまいまいたが、なかなか知られることのない部分ですので知識として知っておくと良いかもしれません。

ブログを資産として残しておけるような運営をするならば、リスクを少しでも排除した方が良いのです。
是非、この記事をブログ運営に役立てて頂ければと思います。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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平野(ひらやん)

平野(ひらやん)

サラリーマンをしながら、ブログで副収入を得ています。 音楽の演奏や絵を書くのが好き。 パニック障害を克服すべく奮闘中! 焼肉が好きで、週に何回か行きます! 詳しいプロフィールはこちら↓
はじめまして! セミ本格派でバンドマンやっている平野(Hirano)と申します。 バンドではドラム担当。 洋楽器だけでなく和楽...